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浅草寺の西、煮込みと焼酎と丸椅子の通り

浅草ホッピー通り

ホッピー通りは、浅草寺と六区のあいだにある長さ約100mの路地で、店先を開け放った居酒屋が並びます。名物は牛すじ煮込みと、焼酎で割るホッピー。現金を持って昼過ぎから出かけ、ホッピーセットと煮込みを頼みましょう。

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日よけの下に居酒屋のテーブルが並ぶ、浅草のホッピー通り
日よけの下に居酒屋のテーブルが並ぶ、浅草のホッピー通り写真: Kentin · CC BY-SA 4.0

ホッピー通りは、浅草寺の境内のすぐ西、浅草花やしきから一本隣の浅草2丁目にある短い路地で、居酒屋が歩道にまであふれ出しています。日よけや透明なビニールカーテンの下にテーブルが並び、どの店でも煮込みの鍋がくつくつと煮え、どのテーブルにもホッピー。自分で焼酎を割って飲む、アルコール度数の低い麦芽飲料です。安くて、にぎやかで、明るいうちから開いていて、浅草でいちばん地元の人と同じように食べられる場所です。

路地の長さは約100m。地元の人は「煮込み通り」とも呼び、それが何を頼めばいいかを教えてくれています。

そもそもホッピーとは

ホッピーは通りの名前である前に、飲み物の名前です。1948年に東京・赤坂でホッピービバレッジが発売したもので、最初から割り材として作られました。ビールと同じく麦芽とホップから造られますが、アルコール度数は約0.8%にとどまるため、日本の法律上は清涼飲料水です。そのまま飲むと薄いラガーのような味。もともと単体で飲むためのものではありません。

飲み方は、クセのない甲類焼酎で割ること。メーカー推奨の割り方で約7%になります。実際には居酒屋が焼酎を注ぎ、ホッピーをどれだけ足すかで濃さを自分で調整します。軽さも魅力で、100mlあたり約11kcal、糖質1.7g、プリン体ゼロ。健康を気にする常連に好まれる大きな理由です。

ホッピーには白(元祖、ラガー風)と黒(色が濃く香ばしい)があり、ほとんどの店で両方置いています。

頼み方:ソト、ナカ、セット

初めての人が戸惑うのがここですが、30秒で覚えられます。

言い方出てくるもの頼むタイミング
ホッピーセットホッピーの瓶と、焼酎の入ったジョッキ(氷入りのことも)最初の注文
黒/白黒ホッピーか白ホッピー上の注文に添えて
ナカ焼酎のおかわり(「中身」)ジョッキは空だが瓶にはまだ残っている
ソトホッピーの新しい瓶(「外」)瓶は空だが焼酎がまだ残っている

よくある流れは、まずセット、次にナカ、場合によってはソト、それを満足するまで繰り返します。瓶1本でジョッキ1杯以上になることもよくあります。ナカのおかわりには気をつけて。注ぐ量は店によって違い、2杯目、3杯目のナカが多めだと、軽く一杯のつもりが長い夜になります。

通の飲み方は「三冷」。冷やしたホッピー、冷やした焼酎、凍らせたジョッキで、氷で薄めません。ジョッキが霜をまとって出てきたら、その店がきちんとこだわっている証拠です。

料金は各予約サイトに表示される最安プランの米ドル表示で、日付や為替で変わります。最終的な金額は予約ページでご確認ください。 料金確認日: 2026年9月28日.

煮込みと、ほかに食べるもの

この路地のほぼすべての店が自家製の煮込みを出していて、それこそがこの通りの存在理由です。多くの店の定番は、やわらかくなるまで煮込んだ牛すじ煮込み。もつ煮を出す店もあります。どの鍋も少しずつ味が違うので、2軒食べ比べるのが楽しみ方。「三幸」という店は、煮込みにカレー粉を加えることで知られています。最初は2人で1皿から。見た目以上に濃厚です。

煮込み以外は、東京の居酒屋の定番メニューです。焼き台で焼く焼き鳥やもつ焼き、刺身、唐揚げ、ポテトサラダ、お新香、冷奴。魚屋がやっている店は魚がいい。「ととや」は1871年創業の魚問屋が営む店なので、刺身を頼むならここです。

最近のメニューを見ると、ホッピーセットがおよそ500円〜650円、煮込みが1皿約500円〜850円。値段は店ごとに決めていて、ほとんどの店が壁に貼り出しています。2人で煮込みを分け、串を何本かとセットを2杯ずつ頼んでも、今半の夜のコース1人分よりずっと安く収まるはずです。

路地の店

路地で目にする老舗の名前を挙げます。営業時間はおおよそで、変わることもあります。1軒が閉まっていても、隣の店が同じ役目を果たしてくれます。

店住所名物
居酒屋どん浅草2-3-17牛すじ煮込み
三幸浅草2-3-18ほんのりカレー風味の煮込み
もつくし浅草2-3-16もつ焼きと煮込み。ビニールの下の路上席
ととや浅草2-4-131871年創業の魚問屋の魚。早い時間から開く店のひとつ
鈴芳浅草2-5-1生ホッピー

私たちのアドバイス。座る前にまず路地を端から端まで一度歩き、ツアー客ではなく地元の人が座っているテーブルを見つけて、そこにならいましょう。通りから呼び込みをしてくる店もたいてい悪くはありませんが、いちばんということはめったにありません。

初めての人のための手順

  1. 路地を端から端まで一度歩きます。2分で済みます。
  2. 空いている路上席があり、店先に煮込みの鍋が見える店を選びます。
  3. 座ってメニューが来たら、ホッピーセット(白か黒)と、テーブルに煮込みを1皿。
  4. 隣のテーブルが何を食べているか見てから、串や冷たい一品を追加します。
  5. ジョッキが空になったら「ナカ」、瓶が空になったら「ソト」。
  6. 「お会計お願いします」と声をかけ、テーブルかレジで現金で払います。

1軒あたり1時間ほどを見ておきましょう。ひと晩で2軒が地元流のペース。1軒目で煮込み、2軒目で串です。

マナー、現金、細かいこと

  • 現金。 現金のみの店が多く、カードが使えるかは店しだい。ひと晩分の現金を用意しましょう。ATMが必要なら、24時間営業のドン・キホーテ浅草店まで徒歩2分です。
  • ひとり一品。 1人1杯以上の飲み物と、何か食べるものを頼みましょう。ビール1杯を分け合って座り込むのはルール違反です。
  • お通し代。 東京の居酒屋には、お通しと一緒に少額の席料を取る店があります。気になるなら座る前に「お通しありますか?」と聞いてみてください。
  • 路上席。 路上のテーブルこそが醍醐味ですが、冬はビニールカーテンで暖かいぶん、けっこう煙がこもります。煙が苦手なら店内の席を頼みましょう。
  • きれいに。 ここは近所の人が暮らす、現役の通りです。写真のために路地をふさがず、21:00以降に帰るときは声を小さめに。
  • 写真。 通りと自分のテーブルは撮ってかまいません。ほかのお客さんや店の人を撮るときは先にひと声かけましょう。

行くべき時間帯

ホッピー通りは昼から宵の口の通りで、深夜の通りではありません。昼ごろに開く店が多く、9:00ごろから開く店も少しあり(特に週末)、ほとんどは21:00〜23:00に店じまいします。

  • 平日14:00〜17:00: 路上席がいちばん取りやすい時間。煮込みも一日かけてじっくり煮えています。
  • 週末の昼: にぎやか。浅草寺帰りの日帰り客と常連が入り混じります。
  • 平日18:00〜20:00: 王道の時間で、会社帰りの人で最も混み合います。人気店では少し待つことも。
  • 21:00以降: 選択肢が減ります。ほかのバーへ移るか、早めに切り上げましょう。

雨でも問題ありません。日よけとカーテンがテーブルを覆ってくれるので、雨の夜にビニールの下で飲むのもまた風情です。

ホッピー通りから一本の距離にある、浅草六区の歓楽街
ホッピー通りから一本の距離にある、浅草六区の歓楽街写真: yeowatzup · CC BY 2.0

アクセスと周辺

最寄り駅はつくばエクスプレス浅草駅で、A1出口から約1分。雷門そばの銀座線の駅とは別の駅で、そちらからは徒歩約10分です(アクセスガイドを参照)。浅草寺からなら、本堂の境内を西へ抜ければ5分で着きます。

この路地は、浅草の夜の2つのエリアのあいだにあります。すぐ北には浅草花やしき、東へ少し歩けば浅草寺の境内。西と南には昔ながらの歓楽街・六区があり、寄席の浅草演芸ホールや大衆演劇の木馬館があります。おすすめは、先に演芸を見てから煮込み。逆に、16:00に早めの煮込みをつついて、夜席の浅草演芸ホールへ行き、そのあと23:00ごろまで続く浅草寺のライトアップを見に歩くのもいいでしょう。

1ホッピー通り2浅草六区3浅草演芸ホール4浅草花やしき5ドン・キホーテ浅草店6浅草寺 本堂7浅草駅(つくばエクスプレス)N ↑
  1. ホッピー通り
  2. 浅草六区
  3. 浅草演芸ホール
  4. 浅草花やしき
  5. ドン・キホーテ浅草店
  6. 浅草寺 本堂
  7. 浅草駅(つくばエクスプレス)
略図です。上が北、東側を隅田川が流れます。 © OpenStreetMap contributors.

ツアーに参加するべき?

ホッピー通りで座って飲むのにガイドはいりません。隣のテーブルを指さすだけで通じます。ただ、夜のフード&ドリンクツアーが料金に見合う場面が2つあります。ひとつは、メニューの解読に時間を取られずに、ひと晩で3〜4軒を試したいとき。もうひとつは、表通りの裏にある小さなカウンターバーをのぞきたいとき。こうした店は、ふらりと入るにはハードルが高いものです。地元のフード&ドリンクツアーはここに立ち寄り、Klookのバーホッピングもまさにこういう夜を軸に組まれています。この路地の唯一の本当の難題、つまり手書きの日本語メニューで何を頼めばいいかという問題も解決してくれます。

天ぷらや甘味も含めて、界隈をもっと幅広く食べたいなら、まず浅草のグルメガイドを読んでみてください。

浅草のフード&ドリンクツアーを予約する US$31.80〜 · GetYourGuide

よくある質問

ホッピーとは何ですか?
ビールと同じように造られる麦芽飲料で、アルコール度数は約0.8%。焼酎で割るための飲み物として1948年に東京で発売されました。割ると、グラスの中はおよそ5〜7%になります。
なぜ「煮込み通り」とも呼ばれるのですか?
ほぼすべての店が、牛すじやもつをじっくり煮込んだ自家製の煮込みを出しているからです。最初の一杯と一緒に頼む料理といえばこれです。
ホッピー通りは高いですか?
高くありません。最近のメニューでは、ホッピーセットがおよそ500円〜650円、煮込みが1皿約500円〜850円(店によって異なります)。いまでも都心で座って過ごせる、最も安い夜のひとつです。
ホッピー通りの店ではクレジットカードが使えますか?
使える店もありますが、使えない店が多いです。ひと晩分の現金を用意しましょう。すぐそばの24時間営業のドン・キホーテにATMがあります。
ホッピー通りに行くなら何時がいいですか?
夕方から宵の口にかけてです。店は昼から開き(週末は9:00からの店も)、ほとんどが21:00〜23:00に閉まるので、深夜まで飲む通りではありません。