料金も適正な、きちんとした川の交通手段で、東京でいちばん印象に残る船を持っています。減点の理由は、船ごと・月ごとに変わる運休日、予約できない浜離宮航路、そして休止中の寄港地です。
吉
- 浅草からお台場まで2,000円、大人1人につき6歳未満の子1人無料
- ヒミコ、エメラルダス、ホタルナは見るだけでも楽しい
- 出航5分前まで直接予約でき、予約客が先に乗船
- 乗船場は銀座線から徒歩1分
結んで帰る
- 看板の船はそれぞれ毎月の運休日が異なる
- 浜離宮行きは浅草の券売機でしか買えない
- 湾岸の一部寄港地が休止中で、ヒミコは豊洲に寄港しない
- キャンセル料は6日前から発生
浅草寺では悪いおみくじを境内に結んで帰ります。当サイトの評価も同じ尺度です。
東京都観光汽船(英語名Tokyo Cruise)は、隅田川と東京湾で水上バスを運航している会社で、浅草の吾妻橋のたもとから出ていく船はこの会社のものです。浅草からお台場まで船で行きたいなら、現在定期便を運航しているのはここだけ。ライバルの東京水辺ラインは運休中です。仕組み、料金、そしてつまずきやすいポイントをまとめました。
運営会社について
東京都観光汽船は、どう見ても老舗です。1885年4月に創業し、1898年9月に法人化されました。民間企業で、ゆりかもめやお台場のほかの交通会社とは資本関係がなく、隅田川と湾内で8隻の船を運航しています。多くの人のお目当てはヒミコ、ホタルナ、エメラルダスの3隻で、漫画家の松本零士がデザインしました。流線形でガラス張りの船体は、はしけのあいだに停泊した宇宙船のようです。それ以外は一般的な川の船で、日の出桟橋や浜離宮への航路をより安い料金で運航しています。
浅草での乗り場
浅草乗船場は台東区花川戸1-1-1、アサヒビールのビルと向かい合う赤い橋、吾妻橋のすぐ横の川沿いにあります。銀座線と東武線の浅草駅から徒歩1分、都営浅草線から3分。雷門から川のほうへ歩けば見えてきます。乗船場には券売機があり、浜離宮行きのチケットはここでしか買えません。
浅草発の料金と航路
| 行き先 | 船 | 大人(12歳以上) | 小人(6〜11歳) | 所要時間 |
|---|---|---|---|---|
| お台場海浜公園 | ヒミコ | 2,000円 | 1,000円 | 約50分 |
| お台場海浜公園 | エメラルダス | 2,000円 | 1,000円 | 約55分 |
| お台場海浜公園 | ホタルナ | 2,000円 | 1,000円 | 約65分 |
| 日の出桟橋 | ホタルナ | 1,400円 | 700円 | 約40分 |
| 日の出桟橋 | 通常船 | 1,000円 | 500円 | 約40分 |
| 浜離宮(降船のみ) | 通常船 | 1,180円 | 470円 | 約35分、庭園入園料込み |
1〜5歳の子どもは有料の大人1人につき1人まで無料で、2人目の幼児は小人料金になります。8月の土曜日とお盆期間のホタルナとエメラルダスの夜の便は3,000円/1,500円。浅草から豊洲へは、ヒミコではなく小型の「アーバンランチ」が運航しています。ヒミコは現在、豊洲には寄港していません。
浅草発着の短い周遊便、50分の橋めぐりクルーズと30分のスカイツリークルーズは、小型船で指定日のみの運航です。私たちが確認したときは時刻表ページに料金が載っていなかったので、乗船場で尋ねてください。
2,000円は高いのか? 1時間ほど水の上で過ごし、次々と橋をくぐって、最後はレインボーブリッジを正面にお台場のビーチに着く。そう考えれば、十分に見合います。宇宙船のような船にこだわらず川を楽しみたいだけなら、日の出桟橋行き1,000円の通常船でも同じ橋をくぐれて、料金はお台場行きの半額。日の出桟橋はゆりかもめの駅からも歩いてすぐです。
時刻表と運休日:ややこしいところ
東京都観光汽船が満点を逃すのはここです。看板の船は、それぞれ毎月決まった休みをとります。
- ヒミコ:第2火曜日とその翌日。
- ホタルナ:第3火曜日とその翌日。
- エメラルダス:第4火曜日とその翌日(8月を除く)。
さらに毎月ほかにも運休日があり、浜離宮行きの船は1週間単位で運休することもあります。私たちが確認した秋の時刻表では、浅草〜お台場の便は3隻あわせて昼前から夕方までに散らばっていて、週末は朝早いホタルナが1便追加されていました。つまり船で行けるチャンスはたいてい1日に2〜3回ありますが、自分が思っていた便とは限りません。特定の船に合わせて一日の予定を組む前に、公式の時刻表でその日の運航を確認しましょう。
もうひとつ、パレットタウンと東京ビッグサイトの寄港は当面休止中です。古いガイドや地図にはまだ載っています。
予約は直接か、予約サイトか
おすすめは公式サイトでの直接予約です。浜離宮行き以外のすべての航路を出航5分前まで予約でき、支払いはクレジットカードかWeChat Pay。予約した人は予約なしの人より先に乗船できるので、混み合う週末にはこれが予約するいちばんの理由になります。往復券は当日に乗船場の券売機で購入します。
個人予約のキャンセル規定は良心的です。7日前までは無料、6日前から2日前までは10%、前日から出航までは30%、出航後は100%。15人以上の団体や特別イベントのクルーズは、より厳しい条件になります。
GetYourGuideでは、水上バスのチケットを第三者の旅行会社が再販しています。どの船(ヒミコ、エメラルダス、ホタルナ、またはそれ以外)になるかは保証されず、乗船用のリンクは前日に届きます。使えないわけではなく、旅行全体をひとつのアプリで管理しているなら便利ですが、多くの人が2,000円を払う一番の理由、つまり船を選ぶことができなくなります。
料金は各予約サイトに表示される最安プランの米ドル表示で、日付や為替で変わります。最終的な金額は予約ページでご確認ください。 料金確認日: 2026年9月28日.
川を渡る移動ではなく、川の上で夜を過ごしたいなら、東京都観光汽船は候補になりません。同社の船はあくまで交通手段で、隅田川でディナーを楽しむなら別の会社が運航する屋形船です。どちらも隅田公園と隅田川のページで紹介しています。
実際に乗ってわかったコツ
- 週末は予約していても時間に余裕を持って。 乗船は予約客が先、そのあとに列の順番です。
- 出航したら後ろを振り返って。 川を下る船の後方にスカイツリーとアサヒの炎が見えるので、写真は乗船場か出航直後の数分のうちに撮りましょう。
- 片道だけ船で。 午後に船でお台場へ向かい、帰りは電車に。あるいは逆ルートで浅草に戻って一日を締めくくれば、浅草寺の境内は23時ごろまでライトアップされています(浅草の夜)。
- 小さな子ども連れなら、大人1人につき6歳未満の子1人が無料で、閉じた客室なので雨でも快適です。詳しくは子連れ浅草ガイドで。
- 花火や特別クルーズはそれぞれ独自のルールがある別商品です。条件をよく読みましょう。
浅草の4つの駅など交通全般については浅草へのアクセス、川の向こう側の見どころは浅草周辺ガイドをどうぞ。運営会社のレビュー一覧は運営会社のページにあります。
総評
東京都観光汽船は、わかりやすく料金も適正な川の交通手段で、しかも東京でいちばん写真映えする船を持っています。浅草からお台場への船旅は、東京で2,000円を使う方法としては最高の部類です。満点に届かないのは、運休日が船ごと・月ごとに変わること、浜離宮行きが予約できないこと、そして湾岸のいくつかの寄港地が休止中だからです。直接予約して、その日の時刻表を確認すれば、まず期待を裏切りません。
川の上でディナーなら屋形船クルーズを見る US$101.75〜 · GetYourGuide



